【映画】『鬼が来た!』と『生きる』
華金なので(?)、2つの映画を見ました〜
生きる(活着)
鬼が来た!(鬼子来了)
どちらも豆瓣で高評価を受けています。
以前の霸王别姬で受けた衝撃から、90〜00年代の中国映画(とりあえず評価の高いものから)をいっぱい観よう!という考えに至りました ^o^
結果、
霸王别姬ほどのアレはなかったです。
映画のポテンシャル云々じゃなく、ただ個人的にグッとくる要素が足りなかったのだと思います。
「生きる」は霸王别姬の主要人物として活躍した葛优geyouと巩俐gongliの2人が出演しています。
ストーリーのせいもあってかあまり表現に抑揚を感じなかったのは正直なところですが、それでも、それぞれの俳優としての味はそのままでした!
近代中国のリアルな生活様式や思想を知るにあたって、とても忠実な描かれ方をしていると思います。
、、あと余談で、
ずっと巩俐が中村アンに似てると感じてるんですがどう思われますか??笑笑
中村アンも巩俐ほど色っぽい演技ができればより良いのですが、、。そこは似てると言い難いや。
「鬼が来た!」は評価サイトでもたくさん投稿があるのであまり語りません。
私が思ったのはひとえにこれ。
めっちゃ字幕追いづらい〜!!!
「生きる」の時代が近代中国で、より今の言葉に近いものが話されているのでパッと見でもかなり理解しやすいのに対し、
「鬼が来た!」は場所が華北、WW2ごろのものなので、発音に気だるさを含んでいる点、使われる言葉がそもそも難しいといった点から、馴染みのない漢字がズラズラ、、この映画にふんだんに織り交ぜられた笑いの要素も気づけず。
半分やっと雰囲気つかめてるかな、ぐらいでした。帰ったら日本語字幕でリベンジしたいです!
【映画】『霸王别姬』を観てみた
こんばんは。
さっき観終わったところです!
映画『霸王别姬』bawanbieji
豆瓣より
ゆとり世代が絞り出した言葉で超簡単に要約するならば、
小さい頃から京劇を生業とし共に切磋琢磨してきた2人の男性が1人の女性に、また時代の激しい波に翻弄されていく話。
2時間半で1920から1970年代までの50年間を描いているので超濃厚です。
ポイントは
・当時の京劇役者と娼婦にとって「中国で生きる」とはどういったものだったのか
・女形(というのかな?)の蝶衣dieyiの外見、所作から滲み出る女性的な美しさに惚れる!
個人的にはこの2つ。
小楼xiaolouの序盤の男らしさも良いですがやはり「最後の最後まで美しい」蝶衣が好き!
◇◇◇
さほどではないですが男色的?要素も含まれているので、それがより作品全体の妖しさを生んでいると思います。(そういうのめっちゃ好きです!)
さらに映画『ラストエンペラー』の背景に重なる部分(アヘンとか日中戦争とか)があって、さらにさらに、
わたくし最近、京劇を
観たい、、、!!
(観たい!!)
と思ってたところなので、とても作品に入り込めました👏
私これだけ生きてきてるのに歴史への理解が浅すぎて、、(。-_-。)これがコンプレックスで。映画はストーリー仕立てなのでやっと頭に入ってくる。だから
【まとめ】
歴史苦手な受験生は勉強より歴史ベースの映画見たほうがためになるよ!
(なんのアドバイス)